【ODA幻想―対中国政策の大失態】の紹介

この書籍は、日本の公的開発援助(ODA)がいかにして中国の軍事的および経済的台頭を助長する結果となったのかを深く掘り下げます。
読者は、日本の血税が如何にして未意識のうちに潜在的な脅威の成長を支えてしまったのかを知ることになります。

ODA幻想―対中国政策の大失態

異様な世界への旅から始まり、ODAの本質、日本のODA政策の概観、その目的、そして対中国援助の無計画な開始について述べています。
さらに、中国へのODAが持つ独特な特性、改正されない政策の問題点、友好関係構築の試みがいかに幻想であったか、そして最終的には日本の援助が中国の軍事的強化にどう貢献してしまったのかを探ります。

古森義久のプロフィール
長年にわたり産経新聞ワシントン駐在客員特派員および麗澤大学の特別教授として活躍してきました。
東京で生まれ、1963年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、米国ワシントン大学で学びました。
その後、毎日新聞社会部記者、サイゴンおよびワシントン特派員、政治部編集委員を務め、1987年に産経新聞に移籍しました。
彼のキャリアには、ロンドンやワシントン支局長、初代中国総局長、ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員などが含まれます。
1981年から1982年にかけては、米国カーネギー国際平和財団の上級研究員としても活動しました。
彼の報道は、ベトナム戦争や冷戦終結など、歴史的な出来事をカバーしており、その功績はボーン国際記者賞や日本新聞協会賞、日本記者クラブ賞など、数多くの賞で認められています。

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