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あの青い空に向かって
著 者
佐伯康人
定 価
  本体1400円+税
発 行
  2018.6
ISBN
  978-4-7593-1601-8
あの青い空に向かって
「農福連携」への挑戦

自身も3人の障がいのあるこどもを持つ著者は、障がい者就労の現場に疑問を抱き、彼らが持っている力を発揮できる場所をつくりたいと、自ら農業を始めました。そして、試行錯誤ののち、化学肥料も農薬も使用しない自然栽培に取り組みます。
やがて、著者が自然栽培をしている事業所には、全国から関係者が視察に来るようになります。その一方で、著者は、同じような考えや意思を持つ人たちへの指導や応援で全国を回るようになりました。
2016年4月には、この取組みに参加した全国の仲間たちと「一般社団法人 農福連携自然栽培パーティ全国協議会」を立ち上げ、「農業を通して障がい者が働く場を創出する」という「農福連携」活動を全国で広める活動をしています。
本書は、著者のこれまでの人生、こどもたちをもって考えたこと、農福連携の活動への想い等著者の情熱のすべてが詰まっています。


第1章 三つ子の誕生 そして、ぼくたちの闘いと夢

第2章 ぼくは神様から大切な宝物、大きな使命を授かった

第3章 プロミュージシャンへの挑戦! そして帰郷

第4章 障がい者の本当の「自立」を求めて

第5章 自然栽培を障がい者とともに

第6章 自然栽培が教えてくれたこと、そして愛する三つ子たち


今日から、悲しみや涙を封印しなければならない自分なのだ、現実を受け入れて闘っていかなければならない自分なのだ、妻とこどもたちを守らなければならない自分なのだ……。

(中略)

「これからは辛いこと、苦しいことが真っ黒な雲のようにぼくの前に立ちはだかるだろう。でも、その雲の向こうにはかならず青い空がある。そこをめざして生きていく」
ぼくはそう決心したのでした。(「はじめに」より)

本書をお読みいただくと、「佐伯 康人」というひとが経験してきたこと、そこから考え、今実践していることに出会うことができます。当初は無理だと思われていたことを実現させていく著者のバイタリティー、それに惹かれ集まってくる仲間たちの物語でもあります。
著者の3人の子の名前は、宇宙(コスモ)くん、素晴(スバル)ちゃん、主人公(ヒーロー)くん。著者の子供達への想いが詰まった名前です。当然のことながら、性格も得意なことも嫌いなこともそれぞれ異なり、皆魅力的なキャラクターです。本書を読んでいくなかで、そんな3人にも出会うことができます。
普段あまり接することのない、「障がい者福祉」「自然栽培」を考えるきっかけにしていただきたいと思います。


佐伯 康人(さえき やすと)

1967年北九州市生まれ。高校時代よりバンド活動をはじめ『Wizkids』を結成。92年にメジャーデビューし東京で活動。芸能界の慣習になじめず、音楽活動を休止し愛媛県・松山市に移る。2000年6月に三つ子が誕生。03年に居宅介護施設「パーソナルアシスタント青空」を開設。08年より無農薬での自然栽培事業をはじめる。14年、障がい者の雇用の創出・拡大、労働条件の改善に貢献した人に与えられる「ヤマト福祉財団小倉昌男賞」を受賞。16年「一般社団法人 農福連携自然栽培パーティ全国協議会」を立ち上げる。16年、環境省の「第4回グッドライフアワード」で、環境大臣賞最優秀賞を受賞。





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