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母の老い方観察記録
著 者
松原惇子
定 価
  本体1300円+税
発 行
  2018.10
ISBN
  978-4-7593-1636-0
母の老い方観察記録
出戻り娘、まじまじ母を見る。

『女が家を買うとき』(文藝春秋)で世に出た著者が、「家に帰ったとき」あることに気づいた。50年ぶりにともに暮らすことになった母が、どうも妖怪じみて見える。92歳にしては元気すぎるのだ。
おしゃれ大好き、お出かけ大好き、総入れ歯だけど牛肉が好き。ステキな友達に囲まれて、どこに行ってもチヤホヤされる。これはいったい、どういうわけなのだろう?
著者はこれまで、自らの生き方を道しるべとし、女性の自立した暮らしを提案してきましたが、本書では、生き方のモデルをはじめて他者に求めています。
高齢者と後期高齢者という家族構成が珍しくなくなってきている昨今、明るく楽しく生活できている松原家の姿は、参考にできる点が多くあるはずです。


第1章 気がつくと、母92歳、娘71歳、つれ猫13歳

第2章 母、90歳で妖怪になる

第3章 うちは猫までピンピンです

第4章 妖怪の知らない「日本の老いの現実」

第5章 母娘で上手に暮らすコツ

第6章 元気で老いるための7か条


身内のことは、できたら書きたくないものだ。自分のことならなんでも本音で、恥を承知でさらせるが、親となるとね…。
「まあ、いやだ。こんなところまで観察してたの」
 と言われそうなので、先に言います。
「すみません。不肖の娘を持ったと諦めてください。でも、いい冥途の土産になったでしょ」


「うちの母が、妖怪じみてるのよ」
「それをメモしといたら面白いんじゃないですか?」
今年の6月、松原先生とはじめてお会いしたときの雑談がきっかけとなり、できあがった一冊です。
後期高齢者(=母)の上手な老い方はいかなるものか、高齢者(=娘)の視点から探ることが本書のテーマです。
自らの親であるとはいえ、人生の大先輩を「妖怪」と評することに是非はあるかと思います。しかし、そうした毒のある表現もお母様への敬意があってこそのもので、著者の照れ隠しなのではないかと考えています。


松原 惇子(まつばら じゅんこ)

1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジ大学院にてカウンセリングを専攻し修士課程修了。39歳の時『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』はベストセラーになる。
「ひとりの生き方」をテーマに執筆・講演活動を行っており、1998年に、おひとりさまの「終活」を応援する団体、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げる。
著書に『長生き地獄』『老後ひとりぼっち』(SBクリエイティブ)、『人生後半を楽しむシンプル生活のススメ 人生はこれからが本番よ!』『70歳、だから何なの』(海竜社)、ほか多数。





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