クリスティアーノ・ロナウドの名言集。「歴史を作った」「あなたたちと共に」「一番だと信じる」

クリスティアーノ・ロナウド(くしるてぃあーの・ろなうど)は、「世界最高のサッカー選手」とも評されるサッカー選手です。

数々の素晴らしいプレイをしてきたロナウドは、数々の名言も残しています。
スーパースター、クリスティアーノ・ロナウドの熱い名言をご紹介します。

クリスティアーノ・ロナウドの名言!「僕たちは歴史を作った」

2016年7月10日、当時クリスティアーノ・ロナウドが所属していたポルトガル代表チームはフランス代表チームと対戦し、延長戦の末に1対0で勝利を収め、初優勝しました。
その試合後のインタビューでロナウドが記者に語った名言が「僕たちは歴史を作った」です。

ロナウドはポルトガル代表チームのキャプテンとしてこの大会に臨んでいました。
決勝に進出したのは、19歳の時に出場したユーロ2004以来、12年振りでした。

その時は決勝でギリシャに敗退し、号泣していたロナウドの映像が多くのメディアで流されました。
それから12年間という長い時間、ポルトガル代表選手として優勝することを目標としていました。

2016年にはロナウドはすでに31歳になり、ポルトガル代表チームのそれまでの成績を考えると、勝利を収め優勝を勝ち取ることは非常に難しいだろうと多くの人が考えていました。
そうして始まった試合ですが、開始から25分で負傷してしまい、交代を強いられることになりました。

12年間の想いをぶつけて臨んだ決勝戦での交代に悔しさをにじませ、ピッチを後にするロナウドの目からは涙が流れていました。

チームメイトに夢を託したロナウドは、ベンチから応援し、見守っていました。
そして、チームメイトの素晴らしい戦いぶりで、ついにチームは歓喜の瞬間を迎えることができました。

優勝後のインタビューでロナウドが語ったのは「本当に幸せだ。僕たちは歴史を作った。キャリアの中でも一番幸せな瞬間だ。」でした。
不屈の精神で追い求めていたポルトガル代表での優勝を手にした顔は、喜びと誇りで満ち溢れていました。

「僕はあなたたちと共にいます」

クリスティアーノ・ロナウドはチャリティー活動にも力を入れています。
国際NGO「Save the children」を通じて、シリア内戦で苦しんでいる子供達のために多額の寄付金とビデオメッセージを送りました。

そのビデオで語ったメッセージが「あたなたちは本当のヒーローです。世界はあなたたちと共にあります。僕はあななたちと共にいます」という内容でした。
寄付された金額は明らかになっていませんが、円にすると数億円とも言われています。

その寄付金により、多くの子供たちが救われたでしょう。
有名人が寄付をすることはイメージアップのためや、売名行為と言われることもありますが、実際に救われている命がいることは確かです。

そんなロナウドは、普段から献血をするためにタトゥーを入れないと決めていたり、チャリティーに対する意識が高いことでも知られています。
サッカー界で世界一の称号「バロンドール」に輝いた時には、そのトロフィーをチャリティーオークションに出しました。

また、新型コロナウイルス対策のために母国の病院に2億円の寄付をしました。
富や名声を追い求め世界一になる人もいますが、それだけでは多くの人のヒーロにはなれません。

ロナウドが世界中で人気があるのは、サッカー選手としてだけではなく、人として尊敬できる人物だからではないでしょうか。

「常に自分が一番だと信じるべき」

2018年3月にリスボンで行われたポルトガル年間最優秀選手賞の授賞式で圧倒的な成功を収めている秘訣を聞かれ、その際に「常に自分が一番だと信じるべき」だと語りました。
もちろん驕ったりするわけではなく、自分自身を自分が一番信じることが大事だということです。

ロナウドほどの成績を収めた人物だからこそ言える名言だとは思いますが、自分を信じるというのは非常に大切なことですね。
これからもサッカーや慈善活動を通じ、かっこいい姿を世界中の人に見せ続けて欲しいですね。