高田純次の名言「年寄りの自慢話と説教」が深い。おもしろ名言集&割り箸にまつわるおもしろ話

高田純次さんは「昭和の無責任男」「芸能界一いい加減な男」などと言われていますが、それはもはや称賛の言葉にもなっていますよね。

ただのテキトーな発言をしている時もありますが、実は物事の真理をついている時もあると言われています。
そんな高田純次さんの名言について、お伝えします。

高田純次の名言「年寄りの自慢話と説教」が深い!

高田純次さんは2015年7月に放送された「情熱大陸」で密着取材を受け、その中での発言が非常に話題になりました。
それは、「年をとってやっちゃけないこと」として「説教」「昔話」「自慢話」を挙げた発言でした。

「俺はこの3つをやらないようにしてるからエロ話しかできない」というオチまでつけており、それもまた高田さんらしく説教臭くならない冗談が効いていて、視聴者の間で称賛されました。
「説教」「昔話」「自慢話」、確かにこの3つをしてしまう年配の方は多くいらっしゃいます。

昔なら「ありがたい話」のように捉えられていたこれらですが、現代では「老害」と言われ、忌み嫌われてしまいます。
正直、「説教」も「昔話」も「自慢話」も言っている自分だけが気持ちいいだけで、それを聞かされている若い方には響くものではありません。

それならば、もっと話を聞いてあげたりした方が若い方のためにもなるでしょう。
2024年には77歳になられた高田さんは、その言葉をご自身に戒めているそうです。

もしかしたら高田さんもご自身の意図しないうちにやってしまいそうになるのかもしれませんね。
「昔話」なんかは特に年齢を重ねるとしてしまいがちです。

ですが、若い世代と楽しく過ごせる環境を作るために、意識しておられるのではないでしょうか。
そういった考え方が画面からも伝わってくるため、様々な世代から愛されているのでしょう。

高田さんの名前が「理想の上司」として毎年が挙がるのも、納得できますね。
そんな高田さんですが、老化による体力の衰えには抗えないようで、近年では収録の始めは元気よくたくさん喋るのですが、すぐに「電池切れ」を起こしてしまい、スリプモードに入って静かになってしまうそうです。

そんな時も無理せず適当に休憩してしまうのも、頑張りすぎない魅力として受け入れられているのかもしれません。
これからも適当でおもしろい姿を見せてほしいですね。

おもしろ名言集!

高田純次さんはとにかくおもしろい名言、迷言をたくさん生み出しています。
過去には「高田純次のテキトー格言」「適当日記」「適当論」「適当経典」など、数々の著書も出版され人気を博しています。

多くの方が高田さんの名言、迷言を知りたがっているという証拠でしょう。
そんな高田さんのおもしろ名言をいくつかご紹介します。

「世の中はわからないことが多いけど、街中を裸で歩いちゃいけないということだけはわかってるんだ」

「やっぱり人間は難しいことに挑戦したほうがいい。俺はやらないけど」

「俺は100メートルを9秒で走ったよ。バイクでだけど」

「俺は寝ている間は真面目だよ」

これらの名言は、高田さんらしい適当なことを言っているようにも見えますが、よくよく考えると深い意味が裏に隠れているような気もしなくもないのではないでしょうか。

そんな高田さんのことを尊敬しているという長嶋一茂さんは、「本当にいい加減なだけの人は頭にくる。高田さんは遊びや余裕がある。」と、無責任なだけではない高田さんの魅力について語っていました。
そういった深みのある適当さが、高田さんの魅力なのかもしれませんね。

割り箸にまつわるおもしろ話

以前、中学生の頃に高田純次さんに遭遇したという方のSNS投稿が話題になりました。
その方はハットを被った男性に道を聞かれ、教えるとハットをとって「ありがとう」と言われたそうです。

そして「かっこいいですね」と言うと、「サンキュー。これで何か美味しいものを食べてね。」と言われ、カバンから男性が取り出したのは、お金ではなく割り箸だったそうです。
投稿者の方はその男性が高田純次さんだと知ったのは、それから1年後のことだったそうです。

その時は近くにテレビカメラなどもなく、プライベートの高田さんだったそうですが、一般の中学生にそんなおしゃれな冗談で返すなんて素敵ですね。