「それでお願いします」意味とビジネス例文&言い換え。メールの書き方と敬語の使い方

「それでお願いします」は、相手の提案や意見に同意し、その内容で進めてもらいたいという意味です。ビジネスシーンでは、簡潔に了承を伝えるためによく使われます。

「それでお願いします」ビジネスにおける意味

  • 相手の提案や意見に同意する時に使います。
  • 内容や方法が決まった際に、そのまま進めてもらいたい時に使います。
  • メールや会話で、スムーズに話を進めるために便利です。

ビジネスで使える例文

このプロジェクトの進行方法について、ご提案ありがとうございます。それでお願いします
ご提示いただいたスケジュールを確認しました。それでお願いします
来週の会議の資料、それでお願いします
次回のミーティングは、月曜日の午前中ですね。それでお願いします
新しいデザイン案、拝見しました。それでお願いします
契約書の内容に関して、それでお願いします
コスト削減案について、検討しました。それでお願いします
今回のプレゼンテーションの流れ、それでお願いします
次の出張の日程、確認しました。それでお願いします
プロジェクトの進捗報告、受け取りました。それでお願いします

このように「それでお願いします」を使うことで、相手に対して明確に了承の意思を伝えることができます。言葉を簡潔にまとめることで、ビジネスのやり取りがスムーズに進行します。

言い換え&類語

「了解しました」
提案や意見に対して、承認する際に使います。
「承知しました」
相手の提案や依頼を受け入れる際に用います。
「その方向で進めましょう」
具体的な方向性が決まった時に使用します。
「その案でいきましょう」
提案された案に同意する際に適しています。
「それでいきます」
相手の提案に対し、簡潔に了承を示します。
「その内容で進めます」
決まった内容に従って進行する時に使います。
「その方向でお願いします」
方向性が決まった時に使用します。
「その方法でいきます」
方法が決まった時に使います。
「その計画でお願いします」
計画が確定した際に使います。
「その案で進めます」
提案された案に従って進行する時に適しています。

言い換えをする際は、文脈や相手との関係性を考慮しながら、適切な表現を選ぶことが大切です。言い換えによって、同じ意味でも異なるニュアンスを伝えることができます。

ビジネスでのメール作成例

掲題:新しいデザイン案について
ABC株式会社
佐藤様

ご提案いただいた新しいデザイン案、拝見しました。

非常に良いと思いますので、それでお願いします

何か問題がありましたら、お知らせください。

よろしくお願いいたします。

山田太郎
XYZ株式会社

メールを書く際は、相手に伝わりやすいように簡潔にまとめることが重要です。また、相手への配慮を忘れずに、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。

「それでお願いします」目上の人に使う敬語

「それでお願いします」は、丁寧語として使われます。目上の人に対して使う場合は、もう少し丁寧な表現にすることもできます。

  • 「それで」:指示や提案の内容
  • 「お願いします」:依頼をする丁寧な表現

このように、丁寧語とすることで、ビジネスの場で適切に使うことができます。

「それでお願いします」をビジネス使う効果的な場面

「それでお願いします」は、ビジネスの様々な場面で効果的に使うことができます。

  • プロジェクトの進行方法を決定する時
  • 会議のスケジュールを確認する時
  • デザイン案やプレゼン資料を確認する時
  • 契約内容を承認する時
  • コスト削減案を受け入れる時
  • 出張の日程を確定する時

「それでお願いします」間違った使用法

「それでお願いします」を間違って使うと、相手に対して失礼にあたることがあります。以下はその例です。

  • 「そんな感じでお願いします」:具体的な了承を示さないため、相手が何を指示されているのか分かりにくく、曖昧な表現です。
  • 「それでいいから、お願いね」:命令形になっているため、相手に対して上から目線の印象を与えます。
  • 「それでやって、よろしく」:この表現も命令的であり、相手に対する配慮が欠けています。
  • 「まあ、それでお願いします」:この「まあ」という言葉は、軽視しているように聞こえ、相手に対して失礼です。
  • 「それで終わりにしよう」:これも命令形であり、相手に対する敬意が感じられません。

このように、丁寧な表現を心がけないと、相手に不快な印象を与えてしまう可能性があります。

まとめ

「それでお願いします」は、ビジネスの場で簡潔に了承を伝える便利な表現です。相手の提案や意見に対して同意し、そのまま進めてもらいたい時に使います。ただし、文脈や相手との関係性に応じて、適切な表現を選ぶことが大切です。

また、メールや会話の中で、相手に対する配慮を忘れずに丁寧に伝えることが重要です。ビジネスの場で効果的に使いこなすことで、円滑なコミュニケーションを図ることができます。