「度々のご連絡失礼いたします」意味とビジネス例文＆メール、顧客に使う敬語と言い換え

度々のご連絡失礼いたしますとは、何度もメールや電話をすることに対して、相手に迷惑をかけているかもしれないという気持ちを表現する言葉です。

「度々のご連絡失礼いたします」ビジネスでの意味と使うコツ

このフレーズは、相手に対して敬意を示しつつ、何度も連絡することへの遺憾の意を表します。ビジネスの場では、相手に不快感を与えないように配慮するためによく使われます。

特に連絡回数が多くなってしまうビジネスの状況で使われます。

以下は、「度々のご連絡失礼いたします」を使用したビジネスシーンの例文です。

ご返答ありがとうございます。度々のご連絡失礼いたします、件のドキュメントについて追加の質問がございます。

度々のご連絡失礼いたします、先日の会議に関するファイルを送付いたします。ご確認をお願い致します。

度々のご連絡失礼いたします、進捗状況のアップデートをさせていただきます。詳細は添付の書類をご覧ください。

度々のご連絡失礼いたします、先週の指摘事項について、修正案をご提出致します。

度々のご連絡失礼いたします、今月の売上報告書を送付致します。お手すきの際にご覧ください。

度々のご連絡失礼いたします、次のステップについてご相談させてください。

度々のご連絡失礼いたします、本件の最終確認をお願いします。

度々のご連絡失礼いたします、追加で必要な資料をお送りします。

以下は「度々のご連絡失礼いたします」を使ったビジネスメールの例です。

掲題：進捗報告について
○○○○株式会社
○○様

度々のご連絡失礼いたします

先週お送りした書類の件で、追加情報をお知らせします。当該案件に関して、新たな進展がありまして、詳細は添付ファイルにてご確認いただければと存じます。

何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

このフレーズは主にビジネスシーンで顧客やクライアントに対して使います。この場合、敬語は「失礼いたします」という形で使用し、謙虚さと尊敬の意を示します。

間違った使用法の例とその説明です。

言い換えのポイントは、相手に敬意を表しつつ、繰り返しの連絡のお詫びを伝えることです。

「何度もお手数をおかけして申し訳ありませんが」
より丁寧な表現で、相手に負担をかけていることへのお詫びが込められています。

「再度のご連絡となり恐縮ですが」
再連絡の事実に対する遠慮が表現されており、尊敬語を用いることでより丁寧です。

「お忙しいところ恐れ入りますが」
相手の忙しさを配慮した表現で、敬意を示しながら連絡の必要性を伝えます。

「度重なるご連絡で申し訳ありません」
「度々」と同様に頻繁な連絡を指すが、より直接的な謝罪の言葉を使っています。

「何度もお問い合わせして恐縮ですが」
問い合わせの繰り返しに対する遠慮が感じられる表現で、敬語が使われています。

「再三のメールとなり申し訳ございません」
「再三」という言葉が、何度も連絡している事実を強調しつつ、謝罪しています。

「何度もご連絡を取らせていただき、ありがとうございます」
感謝を伝えることで、連絡の頻度を正当化し、ポジティブな印象を与えます。

「お手を煩わせてしまい、申し訳ありません」
「お手を煩わせる」という表現で相手に対する配慮を示しています。

「重ね重ねお願いする形となり恐縮です」
何度もお願いすることを前置きしており、謝罪と同時に敬意を表します。

「何回も連絡してしまい、すみませんが」
直接的な謝罪を含む表現で、状況の説明とお詫びが明確になっています。