「恐縮ですが嬉しいです」仕事で使う例文とビジネスメール&言い換え大全。意味と敬語の解説

「恐縮ですが嬉しいです」という表現は、自分が受けた相手の親切や労力に感謝の意を示しつつ、それに対して何かしら負担をかけてしまったかもしれないという気持ちを表す際に用いられます。

仕事で使う上での意味

ビジネスの場では、「恐縮ですが嬉しいです」というフレーズを使うことで、謙虚な態度を示しつつ、相手の行為に対して感謝を表現することができます。

これは、自分自身が相手に何かをされたことに対して、感謝の意を示すと同時に、その行為が自分にとっては過分なものだったと感じている場合に適しています。

  • 相手に感謝を示す際に、自分の立場を低くして礼を言う。
  • 相手の行動が自己にとって有益だった際に用いる。
  • お礼を言うだけでなく、相手に対して敬意を表するために使用する。
  • 特に、相手が自分のために時間を割いたり、労力を惜しまなかった場合に適する。
  • 自分の感謝の気持ちをより深く伝えたい時に役立つ。
  • 非公式な場面でも公式な場面でも使えるが、言葉選びには注意が必要。

「恐縮ですが嬉しいです」ビジネス例文

ビジネスシーンで「恐縮ですが嬉しいです」を使う際は、その状況に応じた言葉を添えて具体的に感謝の気持ちを表現することが大切です。

先日はご指導いただき恐縮ですが嬉しいです。実際に私のスキルアップにつながりました。
プロジェクトの成功のため、特別なお時間を割いてくださり恐縮ですが嬉しいです。心より感謝申し上げます。
資料を急ぎでご準備いただき、恐縮ですが嬉しいです。大変助かりました。
昨日は遅い時間までご対応いただき恐縮ですが嬉しいです。ありがとうございました。
会議でのご発言、恐縮ですが嬉しいです。多くを学ばせていただきました。
突然のお願いにも快く対応していただき恐縮ですが嬉しいです。本当に助かります。
お忙しい中、私の提案に耳を傾けていただき恐縮ですが嬉しいです。今後もご支援をお願いいたします。
ご協力いただいたおかげで問題がスムーズに解決しました。恐縮ですが嬉しいです、感謝しております。
予算の調整を迅速にしていただき、恐縮ですが嬉しいです。プロジェクトが前進しました。
インターンシップの機会を与えていただき、恐縮ですが嬉しいです。多くを学びたいと思います。
ご指摘いただいた点、恐縮ですが嬉しいです。修正に努めます。
昨日の緊急の要求にも対応いただき、恐縮ですが嬉しいです。助かりました。

「恐縮ですが嬉しいです」を仕事で使う場面

  • 相手が自分のために特別な努力をしてくれたとき
  • 上司や先輩が有益なアドバイスを提供してくれたとき
  • 同僚が緊急の業務を手伝ってくれたとき
  • クライアントが柔軟に対応してくれたとき
  • 仕事の大きな成功をサポートしてくれた人に感謝を示すとき
  • 会議やプレゼンテーションで有意義なフィードバックを受けたとき
  • 部下や後輩が積極的に業務をこなしてくれたとき

敬語と文法を解説

「恐縮ですが嬉しいです」という表現は、敬語の中でも謙譲語の一つとして使用されます。

この表現において、「恐縮ですが」は自分の立場を低めることで相手に対する尊重を示し、「嬉しいです」で感謝や喜びを表現しています。

謙譲語は主に自分や自分の内側のグループに関連する行為について話す際に使い、相手に敬意を表すために自分を低く見せる言葉です。

「恐縮ですが嬉しいです」ビジネスメール例

ビジネスメールでは、「恐縮ですが嬉しいです」というフレーズを使って、感謝と謙虚さを示すことができます。

掲題:プロジェクト提案についてのお礼
〇〇〇〇株式会社
〇〇様

この度は私の提案書にご注目いただき、恐縮ですが嬉しいです

貴重なご意見をいただき、心より感謝申し上げます。

ご指摘の通り、さらに詳細な市場分析を行い、改めてご報告させていただきます。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

「恐縮ですが嬉しいです」言い換え大全

「恐縮ですが嬉しいです」という表現を別の言葉で言い換えるときは、その場の状況や相手の立場、関係の深さに応じて選ぶことが重要です。

「感謝しております」
よりフォーマルな状況で使える表現で、尊敬と感謝を伝えるときに適しています。
「ありがたく思っております」
相手の行動に対して深く感謝する心情を表す言葉です。
「大変ありがたく存じます」
さらに丁寧な表現で、特に目上の人に対して用いることが一般的です。
「お心遣い感謝しております」
相手の思いやりや気配りを感じたときに用いる言葉です。
「おかげさまで」
自分の成功や成果が相手の支援によるものであることを認める際に使います。
「助かりました」
具体的な助けを受けた状況で使う表現で、感謝の気持ちを直接的に伝えます。
「ありがたいです」
感謝の気持ちをシンプルに伝える際に使う言葉です。
「お世話になりました」
一定期間、継続的に支援や協力を受けたときに使う表現です。