MBTIの最強ランキング。最強の4人で作ったチームとは!

MBTI診断の16タイプには、個性的な性格も多く存在しますが、チームを作る場合はどの組み合わせが理想的なのでしょうか。
今回は、MBTI診断の16タイプから、「最強の人格」をランキング形式で見ていった上で、「最強の4人組」を4つ作ってみました。
最後には、最強の組み合わせと思える4パターンを作り、いちばん「最強」のチームを選んでいきます。

なお「最強」には、さまざまな意味があります。今回は個性・精神力・実行力・危機管理能力・カリスマ性・リーダーシップ・クリエイティブスキルという基準から、各タイプの強みを選び、「どの強みを持つ者同士を組み合わせれば、大きな目標を達成できるか」という観点で考えてみました。

MBTIの16タイプ最強ランキング!最強の人格を発表

まず以下7つの基準を参考に、16タイプの中から、「最強」にふさわしい人格をランキング形式で見ていきましょう。

【7つの基準】
・個性があるか
・精神力があるか
・実行力を持つか
・危機管理能力が高いか
・カリスマ性を感じさせるか
・リーダーシップを発揮できるか
・クリエイティブスキルを発揮できるか

【MBTIの16タイプ最強ランキング】
1位:ENTJ/指揮官
2位:ENFJ/主人公
3位:INTJ/建築家
4位:ENTP/討論者
5位:ISTP/巨匠
6位:INTP/論理学者
7位:ESTP/起業家
8位:ESFP/エンターテイナー
9位:ESTJ/幹部
10位:ISTJ/管理者
11位:ENFP/広報運動家
12位:INFP/仲介者
13位:INFJ/提唱者
14位:ESFJ/領事官
15位:ISFP/冒険家
16位:ISFJ/擁護者

ランキング結果について理由を見ていきます。

1~5位はリーダーシップとカリスマ性を中心に全要素が最強

最強の人格ランキングのトップ5に入ったのは以下のタイプです。

1位:ENTJ/指揮官
2位:ENFJ/主人公
3位:INTJ/建築家
4位:ENTP/討論者
5位:ISTP/巨匠

上記のタイプは、7つの基準で紹介した要素すべてを備えており、とくにリーダーシップとカリスマ性が非常に高いと言えます。
あらゆる面で「最強のリーダー」にふさわしい存在です。

ENTJは統率力があり、カリスマ性でチームメンバーを魅了しながら、ゴールに向けてチームをたくみに導きます。
ENTJの特徴

ENFJはチームメンバーの感情に寄り添い、1人ひとりを優しくフォローしつつ、チーム全体をまとめるスキルが高いです。
ENFJの特徴

INTJは5タイプの中では最も危機管理能力が高く、優れた戦略を考えることで、ピンチの際にはチームを救うでしょう。
INTJの特徴

ENTPは「実行不可能」と思える革新的なアイデアを、実行できる戦略にしていく力が圧倒的と言えます。
ENTPの特徴

ISTPは上位4タイプが考えた戦略を、ミスなく実際に行う能力がある点で、実戦部隊における最強のタイプです。
ISTPの特徴

6~10位は柔軟な発想が武器のタイプ&着実に計画を実行できるタイプ

6~10位にランクインしたのは以下のタイプです。

6位:INTP/論理学者
7位:ESTP/起業家
8位:ESFP/エンターテイナー
9位:ESTJ/幹部
10位:ISTJ/管理者

INTPは個性的で発想力があり、斬新なアイデアを次々と思いつくのが強み。例えば商品を開発する際には、ライバルの商品との差別化に貢献できます。
ESTPは持ち前のコミュニケーション能力や柔軟な行動力で、チームの味方を増やしていけるでしょう。

ESFPもチャーミングな人柄で味方を次々に増やしつつ、誰かに喜んでもらえるような企画を推進していきます。
計画通りに物事が進まなくても、常に前向きで柔軟に対応できるので、チームメンバーを安心させることが可能です。

ESTJとISTJは、柔軟性については上記3タイプに劣りますが、計画通りに実行するスキルは非常に高いのが強みと言えます。
目標達成の途中であきらめそうになっているメンバーに、的確に指示を出して、軌道修正するために一役買うでしょう。

11~16位は最強のタイプをサポートするために不可欠な存在

11位以降のタイプは、頂点に立つことにはあまりこだわりません。マイペースにソロ活動をしたり、サポート役になったりするのが得意です。

11位:ENFP/広報運動家
12位:INFP/仲介者
13位:INFJ/提唱者
14位:ESFJ/領事官
15位:ISFP/冒険家
16位:ISFJ/擁護者

ENFPは明るい性格ですが、反面、落ち込みやすく考え込んでしまう傾向があります。
INFPとINFJは、独創的な考え方ができるという意味では最強かもしれませんが、人の気持ちを考えすぎて重要な決断を下すのは苦手です。
逆にESFJはリーダーシップと実行力が高いものの、決して出しゃばらないため、アイデア会議では無難な提案しかできないこともあるでしょう。

ISFPとISFJはあらゆることを穏便に進めようとする、繊細で心優しい性格です。
「最強」という響き自体を苦手に感じるかもしれません。
この6タイプは、自ら最強の人物として君臨するよりは、最強の誰かを優しくサポートすると力を発揮しやすいでしょう。

MBTI診断の16タイプで最強の4人の組み合わせを紹介

16タイプで4人組となって1つのチームを作る場合、どの組み合わせが最強になるのでしょうか。
ここでは、それぞれの強みを踏まえて、最強と言える基準をすべて満たせる組み合わせを考えてみました。1チームずつ見ていきましょう。

MBTI診断で最強の4人組
・ENTJ×ESFP×ISTJ×INTP:戦略と実行力を備えた最強の4人組
・ENFJ×ESTP×INTJ×ISFP:人望と面白味で魅力たっぷりな最強の4人組
・ESTJ×ISTP×INFJ×ISFJ:プロジェクトを管理する能力が高い最強の4人組
・ENTP×ENFP×ESFJ×INFP:好奇心こそすべて!独自の世界観で最強の4人組

ENTJ×ESFP×ISTJ×INTP:戦略と実行力を備えた最強の4人組

ENTJ×ESFP×ISTJ×INTPの4人組は、戦略を立てる力と、その戦略を実行する力がある4人組です。
「最強の人格」であるENTJが指揮をとり、残りのメンバーが強みを発揮しながらサポートしていくと、高い目標も達成できるでしょう。

ENTJの特徴

ESFPの特徴

ISTJの特徴

INTPの特徴

斬新な計画を考えたり、計画の実現可能性を分析したりするのは、INTPの役割です。
「天才」と呼ばれる学者の多くがINTPと言われていることから、「最強の頭脳」を持つタイプと言えます。

革新的でカリスマ性のあるリーダー・ENTJは、INTPが天才的な発想の企画を思いつくと、非常に面白がるはずです。
時に高圧的に思えるほど、企画について深掘りしてくるENTJに対し、INTPは淡々と対応することができます。

2人で練った作戦による計画が完成したら、ISTJに指示を出せば、どれほど難しい計画でもスムーズに実行してくれるでしょう。
ESFPにはスポンサーを見つけるための広報活動を任せることで、活動やチーム自体の知名度を上げることができます。
またドライな思考型(T)が多いチームのため、思いやり深い感情型(F)のESFPがムードメーカーになれば、ギスギスした雰囲気になりません。

戦略はINTP、実行はISTJ、人望の獲得はESFPが担い、全体をENTJが指揮することで、難題も怖くないはずです。
この4人であれば、あらゆる方面から仕事のオファーが舞い込んで、世間的にも注目されやすいでしょう。

ENFJ×ESTP×INTJ×ISFP:人望と面白味で魅力たっぷりな最強の4人組

ENFJ×ESTP×INTJ×ISFPは、人望があり、他のチームにはない個性を持つ面白い4人組です。
リーダーには、ENFJもしくはESTPが適任でしょう。

ENFJの特徴

ESTPの特徴

INTJの特徴

ISFPの特徴

ENFJはENTJのようなリーダーシップとカリスマ性がありますが、ENTJが高圧的で冷酷に思われやすいのとは対照的です。
非常に優しい性格で、メンバーの気持ちに寄り添いながら、1人ひとりが喜ぶ言葉をたくみに選んで声をかけます。
ENFJの励ましに喜んだメンバーはやる気を出して、リーダーについて行こうと頑張るはずです。

ただし、ESTPがリーダーになることを望んだ場合、ENFJはきっとその座を譲ってあげます。
リーダーとしてのESTPの強みを、しっかり理解しているためです。
具体的には、危機的な状況にも的確に対応して、メンバーの不安を取り除き、ピンチを乗り越えていけること。

一方で計画性がなく、現場を混乱させやすいという弱点もあります。
そこでENFJが、ESTPの弱点をうまくカバーすることで、陰ながらしっかり計画を進めてくれるでしょう。

リーダーシップと人望のあるENFJとESTPですが、熱くなりすぎて暴走する危険性もあります。
そのような2タイプのために、時に突っ込み役となりながら、論理的な計画を立てるのがINTJです。
チームのブレーンとして、ゴールの途中にある課題・障壁を乗り越えるための戦略を考えていきます。

手先が器用なISFPは、実行を担います。
また優しく親しまれやすい性格のため、サポーターからの援助の獲得に向けて、広報としても動くのがいいでしょう。

ただしISFPは、常に明るく前向きに活動することを強いられるような営業の仕事は向いていません。
そのような営業が必要なら、ENFJが高いコミュニケーション能力を武器に行えば、あらゆる相手から援助を得られるはずです。

4人それぞれがとても個性的なため、うまく協力し合えば、和気あいあいと活動できるのではないでしょうか。
仲の良さでも「最強」を目指せるチームと言えます。

ESTJ×ISTP×INFJ×ISFJ:プロジェクトを管理する能力が高い最強の4人組

ESTJ×ISTP×INFJ×ISFJでプロジェクトを進めれば、まず納期に遅れることはありません。
納期前にある程度のタスクを完了させて、確実にゴールにたどり着くよう最後まで前進し続けます。

ESTJの特徴

ISTPの特徴

INFJの特徴

ISFJの特徴

ESTJがリーダーシップを発揮しながら、仕事が遅れないようメンバーの働きに目を光らせます。
ただし、自由主義かつ実行力が高いISTPは、しつこく指示を出すよりも、放任した方がより力を発揮する可能性が高いです。
ESTJがISTPに指示を出したくなっても、タイミングによってはぐっとこらえつつ見守ると、納期通りにすばらしい成果をあげるでしょう。

INFJが戦略を立てつつ、メンバーが適材適所で動けているかもチェックすると良さそうです。
プロジェクトがうまくいかないときは、ESTJがメンバーの仕事ぶりをチェックする一方、INFJがメンタル面をチェックします。
INFJはカウンセラーとなって、みんなの悩みや課題をヒアリングし、解決策を考えていくのが得意なためです。

生真面目で実行力を持つISFJは、自分の課題を納期前に終えることも可能でしょう。
余裕ができたら、ESTJとINFJの補佐役になることで、チーム全体の仕事をさらに早く終えられます。

4タイプとも「自分の常識が正しい」と考え、頑固になりやすい傾向があるのが弱点です。
衝突を防ぐためには、日頃からうまく連携する必要があります。
お互いの強みや気持ちを理解し合って、信頼関係を築ければ、どのチームよりも早く正確に目標を達成できるでしょう。

ENTP×ENFP×ESFJ×INFP:好奇心こそすべて!独自の世界観で最強の4人組

ENTP×ENFP×ESFJ×INFPは、好奇心旺盛なタイプです。
とくにENTP・ENFP・INFPは、ひらめきの瞬間が多く、頭の中で独特な世界観を作り上げて、楽しむことが多いでしょう。

ENTPの特徴

ENFPの特徴

ESFJの特徴

INFPの特徴

ESFJも知的好奇心があり、メンバーのアイデアをワクワクしながら聞いていきます。
聞き上手なESFJが主体となって、非現実的な考えも否定せずに話し合う「ブレーンストーミング」の場を設けると、全員が活発にアイデアを出せるでしょう。
それぞれがアイデアを出し合った後は、論理的なENTPと、実行力のあるESFJで、実際に採用するアイデアを決めていきます。

アイデアが固まったら、ESFJがリーダーシップを発揮しながら、自分も率先して仕事をこなしていくとスムーズにプロジェクトが進みます。
デザインなどクリエイティブスキルが必要なものはINFP、宣伝やPRはEFNPが担当すると強みを発揮できるはずです。

計画立案や軌道修正などの戦略は、ENTPが次々と生み出していきます。
ESFJは戦略を土台に、それぞれの強みに合った仕事を割り振っていきましょう。

ESFJ以外のメンバーは、納期を守るのがやや苦手な可能性があります。
各自の希望や強みを確かめ、それを踏まえて役割分担することで、作業がはかどる可能性が高いです。

どのチームよりも独創的で、好奇心が豊かな4人組。
「自分のアイデアの方が上だ」とケンカになる可能性もあるため、目標達成にはお互いの発想を尊重し合う姿勢が大切です。

MBTI診断の16タイプの4人組で総合的な最強チームはENTJ×ESFP×ISTJ×INTP

今回紹介したチームの中で、総合的に最強なのは、ENTJ×ESFP×ISTJ×INTPの4人組です。
他とは違う斬新な戦略を立てる力と、正確に実行するスキルがいずれも備わっています。

メンバーを一致団結させるENTJ、ムードメーカーのESFP、期限通りに完璧に仕事をこなすISTJ、分析力が武器のINTP。
難しい課題をこなすために不可欠な要素が、すべてそろっています。

それぞれ性格が異なるため、対立しそうになった場合は、まず冷静にならなければなりません。
「誰が言ったか」ではなく、「何を言ったか」を重視し、意見が対立しても全員への敬意を忘れないようにしましょう。
協力し合うことで、大きなことを成し遂げる4人組としての誇りを持ち、お互いの強みを発揮することが大切です。